サッポロビール博物館は2026年7月1日、創業150周年を記念して「バリューアップオープン」しました。この記事で押さえておきたいのは、これまで無料だった自由見学が有料化された点です。自由見学は大人1,000円(道民700円)、試飲2杯付きのガイドツアーは大人2,000円(道民1,700円)になっています。
「昔行ったときは無料だったのに」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。この記事では公式サイト・報道発表をもとに、リニューアル後の料金体系・新しくなった見学内容・アクセス・予約方法を整理しました。
サッポロビール博物館の基本情報(2026年7月リニューアル後)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1 |
| 営業時間 | 11:00〜18:00(最終入館17:30) |
| 休館日 | 年末年始、臨時休館あり |
| 自由見学料金 | 大人1,000円(道民700円)、中学生〜20歳未満500円(道民200円)、小学生以下無料 |
| ガイドツアー料金 | 大人2,000円(道民1,700円)、中学生〜20歳未満1,000円(道民700円)、小学生無料 |
| 試飲 | ガイドツアー参加者のみ2杯(「復刻札幌製麦酒」など) |
| 駐車場 | 提携駐車場あり(博物館・レストラン利用で5時間まで無料) |
出典: サッポロビール公式サイト、北海道新聞デジタル報道、2026年9月時点。
料金改定の背景:無料見学の廃止
サッポロビール博物館の建物は1890年(明治23年)に建てられた歴史的建造物で、北海道遺産にも指定されています。北海道新聞の報道によると、この維持費を確保するため、2026年7月のリニューアルで無料の自由見学が廃止され、有料の入館料制度に切り替わりました。あわせて道民には300円引きの割引が導入されています。
リニューアルで新しくなった体験
- 3階シアターで全来館者がサッポロビールの歴史を映像で体感できるようになった
- 日本語・英語・韓国語・中国語(繁体・簡体)の5言語対応の多言語音声ガイドを導入
- ガイドツアー参加者専用の「プレミアムラウンジ」を新設し、ツアー限定ビールを提供
自由見学とガイドツアーの違い

サッポロビール博物館には「自由見学」と「ガイドツアー」の2種類があります。どちらを選ぶかで体験内容と料金が変わります。
| 項目 | 自由見学 | ガイドツアー |
|---|---|---|
| 料金(大人) | 1,000円(道民700円) | 2,000円(道民1,700円) |
| 試飲 | なし | ビール2杯(「復刻札幌製麦酒」など) |
| 案内 | なし(自分のペースで見学) | ブランドコミュニケーターが案内 |
| 専用ラウンジ | 利用不可 | 利用可(ツアー限定ビール提供) |
| 音声ガイド | 利用可(5言語対応) | 利用可(5言語対応) |
試飲できないお酒が飲めない方(運転予定者・20歳未満・妊娠中や授乳期の方)には、ガイドツアーでもソフトドリンクが用意されています。
アクセス・予約方法

アクセス
| ルート | 詳細 |
|---|---|
| バス(札幌駅北口から) | 北海道中央バス[188]直行便、「サッポロビール園」停留所下車 |
| バス(札幌駅南口から) | 北海道中央バス[環88]、「サッポロビール園」停留所下車 |
| JR | 函館本線「苗穂駅」北口から徒歩約8分 |
| 地下鉄 | 東豊線「東区役所前駅」4番出口から徒歩約10分 |
| タクシー | 札幌駅北口から約2km |
出典: サッポロビール公式サイト アクセスページ、2026年9月時点。
予約方法
ガイドツアーは公式サイトまたは電話での事前予約が推奨されています。自由見学は当日、館内の券売機でも入館券を購入できますが、ガイドツアーは人数に限りがあるため、訪問日が決まっている場合は早めの予約が安心です。前売りチケットは公式サイトのオンラインチケットから購入できます。
併設のサッポロビール園で食事も楽しめる

博物館に隣接する「サッポロビール園」では、明治期の煉瓦造り建物を活かしたビヤレストランで、生ビールとジンギスカンを楽しめます。工場見学後にそのまま食事ができるため、半日〜1日のモデルコースとして組み合わせる観光客が多い施設です。
| 時間 | アクション |
|---|---|
| 11:00 | 自由見学またはガイドツアーで館内を見学 |
| 12:30 | 併設のサッポロビール園でジンギスカンと生ビールの昼食 |
| 14:00 | 苗穂駅周辺を散策して帰路へ |
レストランは別予約が必要な場合があるため、公式サイトで最新の空席状況を確認してください。
大手ビール工場見学との比較・全国のブルワリー見学

キリン・サントリー・アサヒの大手ビール工場見学も、それぞれ単独の深掘り記事で解説しています。首都圏の見学先も含めて比較したい方はクラフトビール工場見学おすすめ10選、関西・中部エリアの工場と比較したい方はキリンビール神戸工場見学ガイド、キリンビール名古屋工場見学ガイド、サントリービール京都工場見学ガイド、アサヒビール吹田工場見学ガイド、キリンビール岡山工場見学ガイドもあわせてご覧ください。
経済産業省の経済構造実態調査(2022年度)によると、北海道のビール出荷金額は418億700万円で、都道府県別の産出事業所数は10事業所と公表データの中で最も多い地域です。都道府県別の詳しいランキングはクラフトビール業界の統計まとめで確認できます。北海道のクラフトビール醸造所を広く知りたい方は北海道のクラフトビール醸造所ガイド、札幌市内のクラフトビールスポットは札幌のクラフトビール完全ガイドも参考にしてください。
サッポロビール博物館に関するよくある質問
Q1: 以前は無料だったのに、なぜ有料になったのですか?
博物館の建物は1890年(明治23年)建築の歴史的建造物で、北海道遺産にも指定されています。北海道新聞の報道によると、この維持費を確保するため、2026年7月のリニューアルで無料の自由見学が廃止され、有料の入館料制度に切り替わりました。
Q2: 道民割引はありますか?
あります。自由見学・ガイドツアーともに道民は300円引きになります(自由見学700円、ガイドツアー1,700円)。
Q3: 試飲はどのプランでもできますか?
できません。試飲(2杯)はガイドツアー参加者のみが対象です。自由見学では試飲できません。
Q4: 子ども連れでも楽しめますか?
楽しめます。小学生以下は入館無料で、3階シアターや多言語音声ガイドは全来館者が利用できます。試飲できない方にはソフトドリンクが用意されています。
関連記事: ヤッホーブルーイングとは?よなよなエールの会社概要とV字回復、新・大阪醸造所まで
関連記事: しまなみブルワリーとは?ラガー専門の尾道発醸造所と新作いよかんサワー
関連記事: カギヤブルワリーとは?循環型醸造と10月限定ブラッドオレンジ
まとめ:サッポロビール博物館見学のポイント
- 2026年7月1日、創業150周年を記念してバリューアップオープン。無料だった自由見学が有料化された
- 自由見学は大人1,000円(道民700円)、試飲2杯付きガイドツアーは大人2,000円(道民1,700円)
- 新設の3階シアター・5言語対応音声ガイドは全来館者が利用できる
- ガイドツアー参加者専用のプレミアムラウンジでツアー限定ビールを提供
- アクセスはJR苗穂駅から徒歩約8分、地下鉄東区役所前駅から徒歩約10分、または直行バス
- 併設のサッポロビール園でジンギスカンと生ビールを楽しむモデルコースが組みやすい
訪問前には公式サイトで最新の空席状況・休館日を確認しましょう。他の大手メーカーの工場見学と比較したい方はクラフトビール工場見学おすすめ10選、北海道のクラフトビール全体を知りたい方は北海道のクラフトビール醸造所ガイドも参考にしてください。
この記事はBrewHub編集部が執筆しました。BrewHubはクラフトビールに特化した専門メディアです。詳しくは編集部についてをご覧ください。
参考情報
- サッポロビール「創業150周年の節目に『サッポロビール博物館』を7月1日(水)にバリューアップオープン」ニュースリリース(https://www.sapporobreweries.com/newsroom/release/detail/20260126000001.html 、確認日: 2026-10-04)
- サッポロビール博物館 公式サイト(https://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/ 、確認日: 2026-10-04)
- サッポロビール博物館 公式サイト アクセスページ(https://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/access/ 、確認日: 2026-10-04)
- 北海道新聞デジタル「サッポロビール博物館7月リニューアル 無料見学を廃止、入館料を設定」(https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1267792/ 、確認日: 2026-10-04)
- Always Love Beer「札幌のビール文化発信拠点『サッポロビール博物館』がリニューアル!」(https://www.alwayslovebeer.com/sapporo-beer-museum-2026-renewal/ 、確認日: 2026-10-04)
- サッポロビール園 園内レストラン情報(https://sapporo-bier-garten.jp/shop/ 、確認日: 2026-10-04)
- e-Stat(政府統計の総合窓口)経済産業省 経済構造実態調査(2022年、品目編)(https://www.e-stat.go.jp/ 、確認日: 2026-10-04)


コメント