最終更新: 2026-09-18
ビールとコーラを1対1で混ぜるだけで、ビールの苦味がコーラの甘みと炭酸で和らぎ、飲みやすいビアカクテル「ディーゼル」になります。材料はビールとコーラの2つだけ、グラスに注いで軽く混ぜるだけという手軽さが魅力です。アルコール度数もビール単体より低くなるため、ビールの苦味が苦手な人や、バーベキューなど屋外でさっぱり飲みたい場面に向いています。この記事では、ディーゼルの割合と作り方3ステップ、失敗しないコツ、合うビールの選び方、そして同じ低アルコール系ビアカクテルである「レッドアイ」「シャンディガフ」との違いまで、クラフトビール専門メディアの視点でまとめて解説します。
ディーゼルとは?ビールとコーラで作るビアカクテルの基本

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | ビアカクテル(ビールベースのミックスドリンク) |
| 基本の比率 | ビール:コーラ=1:1 |
| アルコール度数の目安 | 約2.5%(ビール度数5%前後を1:1で割った場合) |
| 名前の由来 | 複数の説がある(後述) |
| 主な材料 | ビール、コーラ |
ディーゼルの基本材料はビールとコーラの2つだけです。ドイツではビアガーデンやバーベキューでビールとコーラを混ぜて飲む習慣が一般的で、地域によって「ディーゼル」以外にも「コークビア」「トロイの木馬」など複数の呼び名があります。オリーブオイルをひとまわしの記事によると、一般的なビールのアルコール度数は5%前後で、これをコーラと1:1で割ると、アルコール度数はおおよそ2.5〜3%程度まで下がります。ビールをそのまま飲むよりも口当たりが軽く、コーラの甘みと炭酸がビールの苦味を包み込んでくれるのが特徴です。
呼び名は地域やビールの種類で変わることがある
日本では「ビールのコーラ割り」と呼ばれることが多いですが、海外では「ディーゼル」の名前が広く知られています。一部の記事では、黒ビールを使ったものを「ディーゼル」、ピルスナーなどの淡色ビールを使ったものを「コークビア」と呼び分ける説明もありますが、明確に統一された使い分けがあるわけではなく、実際には両方とも「ディーゼル」の名前で紹介されることが多いです。どの呼び名で検索しても、基本的には同じ「ビール×コーラ」のビアカクテルを指していると考えてよいでしょう。
ディーゼルの作り方:始める前に知っておくこと

| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 所要時間 | 1〜2分 |
| 費用 | ビール1本+コーラ1本分(数百円程度) |
| 難易度 | ★☆☆(混ぜるだけ) |
| 必要なもの | ビール、コーラ、グラス、マドラー |
ディーゼルの作り方【3ステップ】

Step 1: ビールとコーラを冷やしておく
よく冷えたビールとコーラを使うことで、注いだときの泡立ちすぎを抑えられます。常温のコーラを使うと炭酸が強く反応し、グラスから泡があふれやすくなるため注意が必要です。
Step 2: グラスにコーラを先に注ぐ
グラスの半分程度までコーラを先に注ぎます。先にビールを注いでから後でコーラを加えると、コーラの強い炭酸でビールの泡が急激に立ち上がりやすくなるため、注ぐ順番を守ることで仕上がりが安定します。
Step 3: ビールを静かに加えて軽くステアする
コーラの上からビールをゆっくり注ぎ、軽くステア(かき混ぜる)すれば完成です。勢いよく注ぐと泡立ちすぎて炭酸が抜けやすくなるため、グラスの縁を伝わせるように静かに注ぐのがコツです。
失敗しないためのコツ・注意点
| よくある失敗 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 泡立ちすぎて溢れる | 常温のコーラを使用、または勢いよく注いだ | 両方を事前に冷やし、グラスの縁を伝わせて静かに注ぐ |
| 甘すぎると感じる | コーラの比率が多すぎる | ビールの比率を増やす、またはゼロカロリーコーラで調整する |
| 味がぼやける | ビールとコーラの比率が崩れている | 1:1を基本にして、少しずつ比率を調整する |
| 炭酸が抜けてしまう | ステアしすぎ、または注いでから時間を置きすぎた | 軽くステアする程度にとどめ、注いだらすぐに飲む |
ディーゼルに合うビールの選び方
ディーゼルは伝統的には黒ビール(スタウト)で作るレシピが知られていますが、近年はクセの少ないラガーやエール系との組み合わせを勧める記事も多く、好みによって選び方が分かれます。
- 伝統派:黒ビール(スタウトなど)を使うと、コーラの色に近づき、コクのある仕上がりになる
- すっきり派:クセの少ないラガー系を使うと、コーラの甘みが主張しすぎず飲みやすい
- 香り重視派:軽めのエール系を使うと、ほのかな香りがコーラの風味と混ざり合う
どちらが正解というわけではないため、まずは手元にあるビールで試し、好みに応じてスタイルを変えてみるとよいでしょう。普段飲んでいるクラフトビールのスタイルが分からない場合は、クラフトビールとは何かを先に確認しておくと選びやすくなります。
カロリー・糖質の目安
| 飲料 | カロリー(100mlあたり) | 糖質(100mlあたり) |
|---|---|---|
| ビール | 約40kcal | 約3.1g |
| コーラ | 約45kcal | 約11.3g |
| ディーゼル(1:1混合) | 約42〜43kcal | 約7g前後 |
オリーブオイルをひとまわしの記事によると、ビールとコーラを1:1で混ぜた場合、カロリーは缶酎ハイや発泡酒と同程度に収まる一方、糖質はコーラ由来で高くなる傾向があります。糖質が気になる場合は、ゼロカロリー・ゼロシュガータイプのコーラを使うことで調整できます。
レッドアイ・シャンディガフとの違いは?低アルコール系ビアカクテル3種を比較
ディーゼルとよく比較されるのが、ビールをトマトジュースで割る「レッドアイ」と、ビールをジンジャーエールで割る「シャンディガフ」です。いずれもビールの苦味を和らげ、アルコール度数を抑えられる点は共通していますが、味の方向性が異なります。
| 項目 | ディーゼル | レッドアイ | シャンディガフ |
|---|---|---|---|
| 割るもの | コーラ | トマトジュース | ジンジャーエール |
| 基本比率 | 1:1 | 1:1 | 1:1 |
| アルコール度数の目安 | 約2.5〜3% | 約2.5% | ビールより低い(ジンジャーエールの糖度により変動) |
| 味の方向性 | 甘みと炭酸でまろやかに | 酸味・うま味でまろやかに | 生姜の辛みと甘みで爽快に |
| 向いている人 | 甘めの飲み口が好きな人、屋外で気軽に飲みたい人 | 食事と一緒に軽い酒を楽しみたい人 | 苦味が苦手で炭酸の爽快感がほしい人 |
トマトジュースを使ったレッドアイの黄金比や作り方については、ビールとトマトジュースの黄金比は?レッドアイの作り方とコツで詳しく解説しています。ジンジャーエールを使ったシャンディガフについては、ビールとジンジャーエールの黄金比は?シャンディガフの作り方とコツで紹介しています。どれも材料2つで作れる手軽さは共通するため、その日の気分で飲み比べてみるのもおすすめです。
ディーゼルの名前の由来・発祥に関する複数の説
ディーゼルは由来・発祥地ともに諸説あり、はっきりとした定説はありません。編集部が確認できた主な説を整理すると次の通りです。
| 説 | 内容 |
|---|---|
| ディーゼル燃料説 | コーラと混ざったビールの色や見た目が、ディーゼル燃料(重油)に似ていたことから名付けられたとする説 |
| ドイツ発祥説 | ドイツのビアガーデンやバーベキュー文化の中で自然に広まったとする説。地域によって「コークビア」「トロイの木馬」など別の呼び名でも紹介されている |
| アイルランド発祥説 | ギネスなど黒ビールの本場アイルランドで、黒ビールとコーラを混ぜたことが起源とする説 |
いずれも一次資料で完全に裏付けられた「正史」ではなく、複数のメディアで紹介されている説として整理したものです。名前の由来を断定的に語る記事も多いが、実際には諸説あることを知っておくと雑学として楽しめます。
よくある質問
Q1. ディーゼルにはどんなコーラを使えばよいですか?
定番のコーラで問題ありませんが、甘さや糖質が気になる場合はゼロカロリー・ゼロシュガータイプのコーラを使うと調整しやすくなります。
Q2. アルコールを避けたい場合、ノンアルコールビールで代用できますか?
ノンアルコールビールとコーラを混ぜれば、アルコールを含まない「モクテル版ディーゼル」として楽しめます。運転前や妊娠中など、アルコールを控えたい場面にも活用できます。
Q3. 市販の缶入りディーゼルはありますか?
ビールとコーラを混ぜた市販品は一般的ではなく、家庭やバーで自分で作るのが基本です。手元のビールとコーラがあれば、いつでも試せます。
まとめ:ディーゼルのポイント
- 基本の比率はビール:コーラ=1:1、アルコール度数は約2.5〜3%が目安
- 作り方は「両方を冷やす」→「コーラを先に注ぐ」→「ビールを静かに加えて軽くステア」の3ステップ
- 甘さが気になる場合はビールの比率を増やす、またはゼロカロリーコーラで調整する
- 伝統的には黒ビール、すっきり派はラガー系と、好みでビアスタイルを選べる
- 同じ低アルコール系のビアカクテルにはレッドアイ、シャンディガフもある
同じ低アルコール系のビアカクテルを試したい場合は、ビールとトマトジュースの黄金比は?レッドアイの作り方とコツやビールとジンジャーエールの黄金比は?シャンディガフの作り方とコツもあわせて読んでみてほしい。まずは手元のビールとコーラで、1:1のディーゼルから試してみてはどうだろうか。
この記事はBrewHub編集部が執筆しました。BrewHubはクラフトビールに特化した専門メディアです。
詳しくは編集部についてをご覧ください。
参考情報
- ディーゼル (カクテル) Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB_(%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AB) 、確認日: 2026-09-18)
- たのしいお酒.jp「意外に知られていないお手軽カクテル『ディーゼル』」(https://tanoshiiosake.jp/3471 、確認日: 2026-09-18)
- オリーブオイルをひとまわし「ビールのコーラ割り【ディーゼル】が美味!レシピやカロリーも紹介!」(https://www.olive-hitomawashi.com/shikohin/2021/01/post-11119.html 、確認日: 2026-09-18)
- ちそう「ビールのコーラ割りとは?カクテルの名前は?カロリー・糖質も紹介!」(https://chisou-media.jp/posts/10346 、確認日: 2026-09-18)


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