令和6年(2024年)、台東区への観光客総数は4,121万人を記録し、うち外国人訪問者数は640万人と前年比45%もの急増を果たした(台東区観光統計・令和6年)。雷門・仲見世・浅草寺という「東京随一の外国人観光スポット」が連なる浅草だが、近年その界隈に静かな変化が起きている——クラフトビール文化の浸透だ。
「浅草観光の締めにクラフトビールが飲みたい」「英国式パブスタイルで一杯やりたいが、浅草近くにあるのか」「下町の老舗居酒屋にクラフトビールは置いてあるのか」——そんな疑問を抱えたまま浅草を訪れる人は多い。BrewHub編集部が現地調査と店舗確認をもとにまとめたこのガイドを読めば、浅草でクラフトビールを楽しむための店選びの迷いが解消される。浅草エリアの醸造文化の背景、厳選店舗の詳細、エリア別モデルコース、ビアスタイル比較テーブルまで、一本で読み終えてそのまま計画を立てられる構成にした。
浅草でクラフトビールが根付いた背景

インバウンド急増がもたらした「食体験ニーズ」の高まり
浅草は日本最古の寺院のひとつとされる浅草寺(628年創建・諸説あり)を中心に、仲見世通り・雷門・花やしきなどの観光スポットが密集する東京屈指の外国人集客エリアだ。コロナ禍以降、外国人旅行者の消費行動は「定番スポットを巡る観光」から「食体験・文化体験を絡めた滞在型観光」へと急速にシフトしている。台東区への年間観光客数は令和6年(2024年)に4,121万人を数え、外国人比率はわずか1年で45%も膨らんだ(台東区観光統計・令和6年)。
この「外国人急増 × 食体験ニーズ」という構造が、浅草エリアのクラフトビール需要を後押しした。訪日外国人にとってクラフトビールは「地域の個性を味わう飲み物」として認識されやすく、日本のクラフトビールをひと口試してみたいという動機を持つ旅行者が増加している。さらに、欧米・豪州などクラフトビール文化が根付いた国から来る観光客にとって、英国式パブや地元醸造の自家製ビールは「馴染みのある体験」として歓迎される。
1994年酒税法改正と浅草に根付いた英国醸造文化
現在の浅草ビール工房の前身は、英国人醸造家が台東区西浅草に開いた「Campion Ale」という英国式マイクロブルワリーパブだ。日本でクラフトビール(当時は「地ビール」と呼ばれた)の醸造が実質的に解禁されたのは1994年の酒税法改正がきっかけで、それ以前は年間最低醸造量2,000キロリットル以上という高いハードルが存在した。改正により最低製造量が60キロリットルへと大幅に引き下げられたことで、小規模醸造所の開業が全国で相次いだ(キリン歴史ミュージアム)。
Campion Aleはこの規制緩和の流れのなかで誕生した先駆け的な存在で、英国産麦芽・ホップを使ったビターエールやマイルドエールを浅草の地で醸造していた。その後「浅草ビール工房(ASAKUSA BEER KOBO)」として現在の形に発展し、英国パブスタイルの空間はそのままに、日本のクラフトビール文化に対応したラインナップへと進化した。このように浅草エリアのクラフトビール文化は「英国からの輸入→日本式への昇華」という独自の進化の道をたどっている。
2010年代以降は醸造技術の向上と消費者の嗜好多様化によって「クラフトビール」という呼称が定着。特に東京・台東区のような観光エリアでは「土産物的な地元ビール」を超えた「本格的なローカルビール体験」としての需要が育ち、英国産専門店「Tokyo Beerzilla」のような新業態も加わって浅草のビールシーンを厚くしている。
浅草・浅草橋エリア厳選クラフトビール4店【2026年版】

以下の4店は、BrewHub編集部が現地確認・口コミ調査を経て選定した浅草周辺のクラフトビールスポットだ。「西浅草」「浅草橋」を含む広域エリアをカバーする。
1. 浅草ビール工房(ASAKUSA BEER KOBO)— 英国式から日本式へ進化した老舗ブルーパブ
浅草エリアのクラフトビール史の中心にある店が、台東区西浅草に構える浅草ビール工房だ。前述の通り、前身は英国式マイクロブルワリーパブ「Campion Ale」。英国パブスタイルの内装と開放的な空間を継承しながら、現在は日本式の飲み放題制度やテイクアウト販売も取り入れた柔軟な運営スタイルに進化している。
最大の魅力は「毎日4〜5種類の出来立て自家製ビール」をその場で飲める体験だ。自家製ビールとゲストビールを合わせた提供銘柄は最大15種類。スタイルはビターエール・ペールエール・ポーター・季節限定醸造など多岐にわたり、初心者でも上級者でも楽しめる幅広さがある。飲み放題制度(60分・90分・120分の3段階)は少量ずつ複数のスタイルを試したい人に向いており、グラス一杯ずつのオーダーにも対応している。テイクアウト購入も可能で、浅草散策の土産としても喜ばれる。
TripAdvisorには英語の口コミが多数あり、外国人旅行者のレビューで高い評価を維持している。「田原町」駅から徒歩3分という立地は、東京メトロ銀座線を使う観光客にとっても使いやすい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 東京都台東区西浅草2-2-2 藤代ビル 1F |
| アクセス | 東京メトロ銀座線「田原町」駅 徒歩3分 / TX「浅草」駅B出口 徒歩4分 |
| 定休日 | 月曜日 |
| 営業時間 | 火〜金 17:00〜22:30 / 土日祝 12:00〜21:30 |
| 飲み放題 | 60分 1,500円+税 / 90分 2,000円+税 / 120分 2,500円+税 |
| 提供銘柄数 | 自家製+ゲスト合わせ最大15種類 |
| テイクアウト | 対応可 |
| 公式X | @bk_asakusa |
2. Tokyo Beerzilla(トウキョービアジラ)— 英国産クラフトビール専門の小さな専門店
浅草ビール工房から徒歩数分の同じ西浅草2丁目エリアに、英国産クラフトビール専門店「Tokyo Beerzilla」がある。「ビアジラ(Beerzilla)」というユニークな店名は怪獣映画から着想を得ており、英国の独立系ブルワリーが醸造したクラフトビールを4タップで提供する。ボトル・缶のテイクアウト販売も充実しており、「英国クラフトビールを浅草の土産に買って帰る」という使い方にも対応している。
つくばエクスプレス(TX)の浅草駅A2出口から徒歩1分という立地は外国人旅行者にとっても使いやすく、英国ビール文化に馴染みのある欧米からの観光客に人気が高い。英国産クラフトビールに加えて英国式ハードサイダーやジンの取り扱いもあり、「英国ビール文化を浅草で体験する」という独自のポジションを築いている。営業は15:00〜20:00が基本だが、変動の可能性があるため訪問前の確認を推奨する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 東京都台東区西浅草2-25-13 石山ビル 1F |
| アクセス | つくばエクスプレス「浅草」駅A2出口 徒歩1分 |
| 電話 | 03-6751-8150 |
| 営業時間 | 15:00〜20:00(毎日)※事前確認推奨 |
| タップ数 | 4タップ(英国産クラフトビール) |
| テイクアウト | ボトル・缶販売あり |
| 特徴 | 英国産クラフトビール・サイダー・ジン専門 |
3. 酒の大桝 雷門店 — 雷門すぐそば、国産クラフトビールも揃う老舗居酒屋
雷門・仲見世通りから徒歩1分の立地に位置する「酒の大桝 雷門店」は、日本酒・焼酎専門店を母体とする老舗居酒屋だ。主軸は地酒・本格焼酎だが、国産クラフトビールにも力を入れており、群馬県産「オゼノユキドケ」や埼玉県産「COEDO」など国産を中心に複数種のクラフトビールを提供している。仲見世散策の流れで自然に入れるアクセスの良さが最大の魅力で、「観光×昼飲み」の動線に組み込みやすい。
土日祝のみ昼間から営業しており、平日は16:00オープンとなる。「日本酒専門店のクラフトビール」という一見矛盾した業態は、「和の飲み物×洋の醸造文化」という浅草らしい融合の体現でもある。カウンター席が主体の角打ちスタイルのため、ひとりで訪れるのにも向いている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 雷門・仲見世通りから徒歩1分圏内 |
| アクセス | 東京メトロ銀座線「浅草」駅 徒歩1分 |
| クラフトビール | 国産中心(オゼノユキドケ・COEDO等) |
| 営業 | 土日祝:昼間〜 / 平日:16:00〜 |
| スタイル | 角打ち・カウンター主体 |
| 特徴 | 日本酒×クラフトビールの複合業態 |
4. HICRA.(ハイクラ)— 浅草橋の10タップ・300種ハイボールのモダンビアバー
浅草から隅田川を越えてすぐの「浅草橋」エリアに位置するHICRA.(ハイクラ)は、全面ガラス張りの外観とカウンター前に並ぶ10タップのサーバーが目を引くモダンなビアバーだ。「KUHNS BAR」の2号店として2021年頃に開業し、クラフトビール10タップと「炭酸5種×ウイスキー60種=300種類のハイボール」という二本柱で独自のポジションを確立している。
クラフトビールは国内外から厳選した10種類を日替わり提供しており、訪れるたびに異なるラインナップと出会える。フードはフィッシュ&チップス・なめろう・ソーセージなど500〜1,000円台で揃い、クラフトビールとのペアリングを意識した構成だ。ランチタイムには豚汁定食・唐揚げ定食なども提供している。ひとりカウンターから少人数のグループまで対応しやすい空間設計で、浅草観光の締めに浅草橋まで足を延ばす価値がある。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 東京都台東区浅草橋1-28-2 |
| アクセス | JR「浅草橋」駅 徒歩3分 / 都営浅草線「浅草橋」駅 徒歩1分 |
| 電話 | 03-3861-8575 |
| タップ数 | 10タップ(日替わりクラフトビール) |
| 料金目安 | クラフトビール Sサイズ 600〜650円 / Mサイズ 900〜1,100円 |
| フード | 500〜1,000円台(フィッシュ&チップス・なめろう等) |
| ハイボール | 300種類(炭酸5種×ウイスキー60種) |
ビアスタイル別比較テーブル:浅草エリアで飲めるスタイル
浅草エリアの4店では、それぞれ異なるビアスタイルを楽しめる。自分の好みや飲み慣れ具合に合わせて店を選ぶ参考にしてほしい。ビアスタイル一覧でそれぞれの特徴を事前に確認しておくとより楽しめる。
| ビアスタイル | 風味の特徴 | 主な提供店 | 初心者向け度 |
|---|---|---|---|
| ビターエール(英国式) | 軽い苦み・麦の甘み・バランス重視・低アルコール | 浅草ビール工房 | 高め |
| ペールエール | フルーティー・ホップ香が穏やか・飲みやすい | 浅草ビール工房・HICRA. | 高め |
| IPA(インディアペールエール) | 強いホップ苦み・柑橘アロマ・ドライな後味 | HICRA.・Tokyo Beerzilla | 中〜上級向け |
| ポーター・スタウト | ロースト香・コーヒー・チョコレート感・重めのボディ | Tokyo Beerzilla・HICRA. | 中〜上級向け |
| セゾン | 酵母由来のスパイシー感・軽快・食中酒向き | HICRA.(日替わり) | 高め |
| ゴールデンエール | 軽め・フルーティー・最も飲みやすい入門スタイル | 浅草ビール工房(ゲスト銘柄) | 最も高め |
初めてクラフトビールを飲む場合は、まずペールエールやゴールデンエール、ビターエールから試すことをすすめる。苦みが強いIPAやスタウトは、慣れてから挑戦すると発見が多い。
浅草クラフトビールのモデルコース2パターン
浅草観光とクラフトビールを組み合わせるモデルコースを2パターン紹介する。
コース1:仲見世散策 × 浅草クラフトビール(約4時間、土日祝向け)
| 時間 | スポット | 内容 |
|---|---|---|
| 10:00 | 浅草寺・雷門・仲見世通り | 浅草定番観光(宝蔵門・本殿参拝) |
| 11:30 | 酒の大桝 雷門店 | 散策後の1杯(土日祝のみ昼飲み対応)、国産クラフトビール |
| 12:30 | 浅草ビール工房 | ランチ+飲み放題(土日祝12:00〜)、自家製ビールを複数スタイル試す |
| 14:30 | Tokyo Beerzilla | 英国産クラフトビールをテイクアウト(15:00〜)して周辺散策しながら一杯 |
| 15:30 | 西浅草・合羽橋 | 道具街(東京最大の料理道具専門街)の散策とともに締め |
コース2:夕方スタート × はしご酒(約3時間、平日夕方も可)
| 時間 | スポット | 内容 |
|---|---|---|
| 15:00 | Tokyo Beerzilla | 英国産クラフトビールで開幕(15:00〜20:00) |
| 16:30 | 酒の大桝 雷門店 | 平日16:00オープン、日本酒とクラフトビールを並べてみる |
| 17:30 | 浅草ビール工房 | 平日17:00〜、自家製ビールをゆっくり飲み比べ |
| 19:30 | HICRA.(浅草橋) | 浅草橋に移動、10タップから締めの1杯を選ぶ |
上野との組み合わせには上野クラフトビールガイドを合わせて参照してほしい。浅草から上野は東京メトロ銀座線で2駅・約4分と近く、半日で両エリアをまわるルートも無理なく実現できる。
浅草クラフトビールFAQ
Q1. 浅草で自家醸造のクラフトビールが飲める店はありますか?
浅草エリアで現在自家製ビールを醸造・提供しているのは「浅草ビール工房(ASAKUSA BEER KOBO)」だ。台東区西浅草2-2-2(田原町駅徒歩3分)に位置し、毎日4〜5種類の出来立てビールを提供している。自家製とゲストビールを合わせると最大15種類ものラインナップになる。ブルーパブ(醸造所併設のパブ)としての見学・体験は現在設定されていないが、店内の醸造設備を間近に感じながら飲む体験ができる。[ブルワリー見学・体験ガイド](https://brewhub.jp/brewery/brewery-tour-experience-guide/)では全国の醸造所見学情報を紹介している。
Q2. 浅草のクラフトビール店は英国スタイルが多いのはなぜですか?
浅草ビール工房の前身「Campion Ale」が英国式マイクロブルワリーとして創業したことが起点になっている。また、同じく台東区西浅草エリアに「Tokyo Beerzilla」という英国産クラフトビール専門店も存在する。英国パブ文化と浅草の「昭和レトロ×下町情緒」の雰囲気がうまく共鳴していること、また英語圏の外国人旅行者が多い観光エリアであることが、英国スタイルの定着を後押ししたと考えられる。
Q3. 浅草のクラフトビール店は観光客でも入りやすいですか?
浅草ビール工房はTripAdvisorに英語の口コミが多数あり、外国人旅行者に広く知られた店だ。Tokyo Beerzillaも外向きのガラス張り外観で入りやすく、英語対応もある程度期待できる。HICRA.はカジュアルなスタンダードなビアバーで、一見さんでもカウンターにすぐに座れる雰囲気だ。いずれの店も英語メニューの有無については事前確認を推奨するが、インバウンド対応に慣れた接客を期待できる。
Q4. 浅草のクラフトビールをテイクアウトして飲み歩けますか?
浅草ビール工房・Tokyo Beerzilla共にボトル・缶のテイクアウト販売を行っており、購入して持ち歩くことは可能だ。ただし、浅草寺境内・仲見世通りでの飲食には制限がある場合があるため、テイクアウトしたビールは公共の休憩スペースやベンチで楽しむのが適切だ。隅田川沿いの遊歩道(花川戸公園周辺)は外で一杯楽しむのに向いたスポットのひとつだ。
Q5. 浅草橋のHICRA.は浅草から行きやすいですか?
浅草橋はJR総武線・都営浅草線が乗り入れる駅で、浅草エリアから行くには複数のルートがある。東京メトロ銀座線「浅草」駅から浅草橋へは、神田駅乗換えで約15分(電車)、もしくは徒歩または自転車で約20分の距離だ。都営浅草線「浅草」駅からは直通2駅・約5分(「浅草橋」駅下車)が最も便利で、HICRA.まで徒歩1分という近さになる。浅草観光のあとにそのまま足を延ばす行程として組み込みやすい。
Q6. 初めてクラフトビールを飲む人に浅草でおすすめの店はどこですか?
初心者に最もすすめるのは「浅草ビール工房」だ。飲み放題制度があり少量ずつ複数のスタイルを試せる上、スタッフが各スタイルの特徴を案内してくれる。最初の一杯はビターエールやペールエールなどの飲みやすいスタイルを選ぶとよい。クラフトビールを注ぐ際のコツについては[クラフトビールの注ぎ方](https://brewhub.jp/beer/craft-beer-how-to-pour/)で詳しく解説しているので、自分でタップを引くスタイルの店に行く前に確認しておくと楽しさが増す。
Q7. 浅草周辺でクラフトビールのイベントはありますか?
台東区では定期的にビール関連のイベントが開催される。「TOKYO CRAFT BEER WEEK(東京クラフトビールウィーク)」では浅草ビール工房も参加店として名を連ねており、期間中は特別醸造銘柄の提供や参加店限定の企画が実施されることがある。また、毎年夏に開催される「浅草サンバカーニバル」(例年8月下旬〜9月上旬)や「浅草花火大会」(隅田川花火大会)の時期は、周辺の飲食店が特別営業を行うことも多い。最新のイベント情報は各店舗の公式SNSや[東京クラフトビールガイド](https://brewhub.jp/beer/tokyo-craft-beer-guide/)で確認できる。
関連記事: ビールと発泡酒の違いを徹底解説|第三のビール・2026年酒税改正まで完全ガイド
関連記事: ラガービールとは?種類・特徴・おすすめの飲み方を徹底解説
関連記事: 生ビールとは?意味・定義・熱処理ビールとの違いをわかりやすく解説
関連記事: 今週のクラフトビールニュースまとめ【5/25〜5/31】
関連記事: 今週のクラフトビールニュースまとめ【6/1〜6/7】
関連記事: プリン体ゼロビール完全ガイド|おすすめ12選と尿酸値への本当の影響を解説
関連記事: 今週のクラフトビールニュースまとめ【8/10〜8/16】
まとめ:浅草クラフトビールは「文化の街」の新しい楽しみ方
台東区への外国人観光客は2024年に640万人(前年比45%増)に達し、浅草エリアへの人流は拡大の一途をたどっている。その中で、英国式ブルーパブの流れを汲む「浅草ビール工房」、英国産ビール専門の「Tokyo Beerzilla」、老舗居酒屋×クラフトビールの「酒の大桝 雷門店」、10タップのモダンビアバー「HICRA.(浅草橋)」という4つの異なるスタイルの店が、浅草という街の多様性を体現するクラフトビールシーンを形成している。
「浅草寺×クラフトビール」という組み合わせは一見ミスマッチに思えるが、実際に訪れると違和感はない。江戸時代から続く下町の路地裏に佇むブルーパブで、出来立ての一杯を傾けながら浅草の夕暮れを眺める体験は、ただのビールを超えた「場所の記憶」として残る。歴史と最新のビール文化が重なる浅草ならではの時間の過ごし方を、ぜひ試してみてほしい。
上野エリアとのセットについては上野クラフトビールガイドも参照してほしい。東京全体のクラフトビールマップを把握したい方には東京クラフトビールガイドが役立つ。
参考情報
- 台東区観光統計(令和6年): 台東区公式ウェブサイト(観光客総数4,121万人・外国人640万人・前年比45%増)
- 酒税法改正(1994年)に関する資料: キリン歴史ミュージアム
- 浅草ビール工房(旧Campion Ale): TripAdvisor・Tabelog・公式Xアカウント @bk_asakusa
- Tokyo Beerzilla: Tabelog(東京都台東区西浅草2-25-13)・My Beer(クラフトビール探す)
- HICRA.(ハイクラ): ぐるなび・フードスタジアム(台東区浅草橋1-28-2)
- Asakusa Beer Kobo formerly Campion Ale: Tokyo Cheapo・Tokyo Beer Drinker


コメント